2年半の不眠症(2)

<諸症状>

 まさに負の連鎖です。 不眠が続くと、体力も気力も低下します。朝、寝床から出るのが本当につらいのです。かといって横になっているからといっても眠れるわけでもなく、得体の知れない不安感がいつも私をとりまいています。やる気もおきない、いつも不安にさいなまれていて仕事のみならず日常の生活においても何もやる気が起きない、何をやっても楽しくない、人前や乗り物が怖くなる。生きていく自信がなくなる。この心理状態がますます不眠を生んでいるように感じました。 この度の不眠症・心の乱れは2002年の時よりも深刻でした。当時はまだ、お酒を飲むとき、子供と話すとき、本を読んでいる時など多少なりとも楽な瞬間を味わうことができましたが・・ 

苦しさが高波のように訪れてきた時に、パニック的に病院に駆け込むことが何度かありました。 1日の中で片時も楽になる瞬間がない。不眠症とうつ状態の連鎖でますます下に下に落ち込んでいくのでした。



 <色々試した睡眠や心身不調の改善>

 もちろん、この間、試行錯誤の連続でした。自分という体を実験材料にして良いといわれる沢山の方法を試したのでした。試す以上は1日2日で止めるのではなく、1か月以上は継続して みました。本やネットで紹介されている方法を試していました。 

・朝のウオーキング 

・ヨガのポーズ 

・座禅 

・眠りのつぼ 

・入眠前3時間の過ごし方(禁止飲食物を摂取しない、スマホを見ないなど)

 ・リラックス音楽 ・お香 ・入浴法(ぬるめのお湯に長めに入る)

 ・栄養(食材やサプリメントなど)

 ・思考方法の転換(プラス思考・諦め・考えない方法など) 

うつ病に関する2つの通信講座もやりました。 恐らく、多少は改善に寄与したものもあるのでしょうが、調子が良くなったと実感するにはいたりませんでした。 

丹田呼吸と健康法

ストレスの多い現代社会において、不眠やうつ病、パニック障害や自律神経失調症といったとても苦しい心身の不調に対して、自分で軽減できる方法を模索されている方々も多いことと思います。また、スポーツや仕事でメンタルを安定する方法を模索されている方々もいらっしゃいます。丹田呼吸はこれらの問題に対処する方法の一つです。丹田呼吸を軸にそういった方々に役立つ情報を提供できればと思います。