丁寧に丹田呼吸する

丹田呼吸はほぼ毎日、時間は短くても行っていました。

しかしながら、最近は車の運転中と入浴中がその多くを占めていました。

EMS(Electrical Muscle Stimulation)器具でプログラムを腹式呼吸トレーニング用に変更したものを作っており、時折、調子が悪い時には丹田に張り付けて電気信号を与えながら丹田呼吸をするということを行っていました。

おかげさまでここ最近は大きな乱れもなく過ごせていました。

ところが、仕事の不安事などが重なったせいでしょう、数日間次第に眠れなくなり睡眠時間が徐々に減っていき、遂に1時間しか眠れない日がやってきました。過去の辛い不眠状態の入り口に差し掛かったようで恐怖しました。

今まで効いていた丹田呼吸が効かなくなったらどうしよう?という不安感もありました。

酷く眠れなかった次の日、しっかりと丹田呼吸をすることにしました。

朝、牛乳とバナナそしてビタミンBのサプリメントを摂取し、仕事前に、坐禅布団にあぐらをかいた状態で前出のEMSを丹田に張り付け電気信号を感じながら丹田に意識して30分、ひたすら呼吸の数を数えて丹田呼吸を行いました。心なしか、頭がすっきりした感覚です。

そして、夜に30分間、坐禅布団にあぐらをかいて座った状態で呼吸の数を数えながら丹田呼吸を行いました。

今日も眠れないのでは・・・という不安とともに夜11時に布団に入るといつの間にか入眠しており、気が付くと朝の5時。6時間途中で起きることなくしっかりと眠れました。

隙間時間で丹田呼吸をすることも大切なことでしょうが、時々、しっかりと丁寧に集中して丹田呼吸をしなくてはいけない、丹田呼吸も訓練だなぁと感じた一コマでした。

これからもまた、様々な不安の中で不眠が訪れることと思いますが、丁寧に丹田呼吸を訓練しておけば身体のあちこちに不調をもたらす病にまではならないだろうと思いました。

丹田呼吸と健康法

ストレスの多い現代社会において、不眠やうつ病、パニック障害や自律神経失調症といったとても苦しい心身の不調に対して、自分で軽減できる方法を模索されている方々も多いことと思います。また、スポーツや仕事でメンタルを安定する方法を模索されている方々もいらっしゃいます。丹田呼吸はこれらの問題に対処する方法の一つです。丹田呼吸を軸にそういった方々に役立つ情報を提供できればと思います。