体の状態に気づくということ(逆作用で打ち消す)
不安感・ストレスを感じた時の対処法の一つとして
丹田呼吸を続けていると、お腹の膨らみや凹み、呼吸に関わる筋肉の動きや心拍や鼻腔の空気の流れなど、細やかな体の動きに気付きながらそして修正しながら呼吸を行うようになります。体の細やかな変化に対して気づくことができるようになります。
さて、強い不安感・ストレスが連続的に表れたときに私の場合は肩こりが表れます。そして、酷くなると頭痛が起きます。
不安感・ストレスが表れた時に体の状態とリラックスしている状態と比べて
・呼吸が浅くなっている
・肩の筋肉(僧帽筋)に力が入っている
・猫背になっている
・足の指先が丸まっている(指先を握っている)
という状態にあることに気づくことができます。また、これらの状態は癖にもなっています。
手をグーに握ると交感神経が優位になり、手をパーに広げると副交感神経が優位になるといいます。足の指でも同じことが言えるのかもしれません。不安感・ストレスの源泉の一つが交感神経優位であることから考えると足の指の状態もチャックするポイントかもしれません。
これらの状態に気づいた時は、この体の状態とは逆の作用を働かせます。
・深い腹式呼吸を行う
・肩の力を抜く
・背筋を伸ばす
・足の指先をパーに開いて、その後力を抜く
逆の作用を働かせると、不安感・ストレスは確実に軽減していきます。
気持ちは楽になり、落ち着いて物事に対処しやすくなります。
中でも、呼吸の影響は最も大きいものと感じてます。
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